グランド・ハンドリング大手のSwissport Int'lは11月18日、ベルギーBrussels空港の医薬品施設“Swissport Pharma Center”で、新型コロナウイルス・ワクチンの国際輸送を想定した温度帯での貨物ハンドリング実証を行った(写真)。
Swissportは、Brussels空港と、同空港のカーゴコミュニティであるAir Cargo Belguim、物流会社Hazgoとともに、通常のワクチン輸送で一般的な+2〜+8℃の温度管理貨物および、-70℃に設定したコンテナのハンドリングを実証し、温度逸脱などがないことを証明した。
貨物上屋から、特殊車両を使用して航空機側まで搬送するまでの、空港における取り扱いプロセス全体で、シームレスな温度制御が可能になるとしている。
