関西の3空港を運営する関西エアポートは12月10日、2020年度の中間(20年4〜9月)連結決算を発表した。
連結業績は、営業収益が前年同期比78%減の266億円、営業損益は225億円の損失、経常損益も260億円の損失となった。同社株主に帰属する中間純損益は178億円の損失を計上している。
今中間期は、新型コロナの影響により営業収益が大幅減となったため、人件費を含む費用の削減に取り組んだが、固定費の負担が大きく、営業損益は前年同期から586億円の減益、経常損益は同568億円の減益、中間純損益は同432億円の減益となり、記録的な減収減益だった。
新型コロナの影響で旅客便を中心に減便・運休が相次いだことから、3空港合わせた航空機発着回数は7.6万回、航空旅客数は350万人と、前年比でそれぞれ60%減、87%減となった。
特に国際線では、日本および各国の出入国制限が拡大・継続したこともあり、上半期の国際線旅客数は、前年同期の1%に満たなかった。
国内線についても依然厳しい状況が続いているが、緊急事態宣言下にあった5月を底に緩やかに回復してきており、9月時点で前年と比べて3〜4割程度まで回復してきている。
一方、旅客便運休によるベリースペースの逼迫により、貨物便は増加している。