日本通運は1月14日、中国現地法人の日通国際物流(中国)有限公司が、同国の大手医薬品流通卸である九州通医薬集団股份(以下、九州通)傘下の九州通医薬集団物流と、このほど業務提携の覚書を締結したと発表した。
九州通医薬集団物流は、九州通の医薬品物流専業会社で、全グループの物流および省/地方市レベルの物流センターの運営管理・サポートを行っている。
中国では医薬品の供給・品質管理に関する基準のGSP(Good Supplying Practice)規則が設定されており、中国日通は従来、外資系企業が参入できない医薬品物流の業務領域をカバーするために、九州通医薬集団物流との業務提携を検討していた。
同社と中国日通は既に、コロナ禍を受けて協業での輸送を行っており、中国国内の医薬品を海外へ、また海外の医薬品を中国の地方都市まで届けられるような体制を構築したとしている。
今回の業務提携を通じて、日通の中国国外のグローバルネットワークを生かした医薬品物流サービスと、九州通グループの中国国内の輸送ネットワークを組み合わせることにより、安全性が求められる医薬品輸送において、より顧客のニーズに沿ったサービスの提供を図る。