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ANA:第3四半期累計は3095億円の赤字も、貨物収入は過去最高
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ANA:第3四半期累計は3095億円の赤字も、貨物収入は過去最高

 ANAホールディングスは1月29日、2021年3月期第3四半期(20年4月1日〜12月31日)連結決算を発表した。

 売上高は5276億円(前年同期比66.7%減)、営業損失は3624億円(ー)、経常損失は3507億円(ー)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3095億円(ー)となった。

 国際線貨物については、輸送重量が42万9000トン(前年同期比36.1%減)、有償貨物トンキロは20億6600万トンキロ(同35.9%減)となったが、貨物収入は1016億円(同30.0%増)と過去最高を更新し、前年から234億円の増収となった。

 国際線貨物では、新型コロナウイルス感染症の影響により世界的に旅客便の運休・減便が発生し、貨物搭載スペースの供給量が低位に推移する中、ANAグループにおいても輸送重量は前年同期を下回った。

 一方で第1四半期(4月〜6月)には、マスクをはじめとする衛生関連用品等の緊急物資の輸送需要が増加したことに加え、8月からは完成車・自動車部品や半導体・電子機器等の需要が回復し始め、第3四半期(10月〜12月)には前年並みの水準に達し、需給の逼迫は継続した。

 このような状況において、貨物専用機による臨時便・チャーター便の設定に加え、10月に成田〜Frankfurt線、12月に成田〜Bangkok線に大型貨物機B777Fを就航させて需要動向に対応したほか、旅客機を使用した貨物臨時便を大幅に増やすなどして需要を取り込んだとしている。

 通期業績については、売上高が7400億円、純損失が5100億円の赤字との予想を据え置いた。

Last Updated : 2021/02/02