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IATA:20年の国際航空貨物はCTKが史上最悪10.6%減
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IATA:20年の国際航空貨物はCTKが史上最悪10.6%減

 IATA(国際航空運送協会)が2月3日に発表した昨2020年の航空貨物の輸送実績は、CTK(有償トンキロ)が前年比10.6%減となった。1990年に統計を取り始めて以来、最大の減少率となった。これまでは年間6%減が最大の落ち込みだった。

 国際旅客便の減便に伴うベリーキャパ減が続いているため、供給キャパの指標であるACTK(有効トンキロ)が、昨20年は前年比23.3%減となった。需要(CTK)の10.6%減に対して、供給(ACTK)が23.3%減で縮小規模がほぼ2倍となり、供給キャパが大幅に不足している。そのため、ロードファクターは前年比で7.7%上昇した。

 昨20年12月の単月ではCTKが0.5%減となり需要の回復が顕著となったが、ACTKは17.7%減で依然として需給が逼迫している。

 IATAのAlexandre de Juniac事務総長兼CEOは、「航空貨物は旅客に比べて需要が回復してきているが、旅客便の大幅減少で貨物キャパが不足していることは重大な問題だ。2021年もこの供給不足の継続が、航空貨物事業の回復の妨げとなる」とコメントしている。

 CTKを地域別に見ると、前年比プラスはアフリカ(1.0%)と北米(1.0%)の2地域で、その他の地域は9.5%〜21.3%の減少だった。

 2020年のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは次のとおり(▲はマイナス)。

Last Updated : 2021/02/05