全日本空輸(ANA)とDHLグローバルフォワーディングジャパン、Pfizerの3社は2月19日、新型コロナワクチンについて、ベルギーから日本までの国際区間の輸送を開始したと発表した。
3社は「新型コロナワクチンを厳密な温度管理により安全に輸送・供給するためのオペレーションを構築している。今後も引き続き万全の態勢でベルギーから日本へのワクチン輸送・供給を進めていく」とコメントしている。
ANAはこれまで、欧州・日本間を中心に多くの医薬品の国際輸送を担い、温度管理のノウハウを蓄積してきた。2017年には日本の航空会社として初めて国際航空運送協会(IATA)が策定した医薬品輸送の国際品質認証CEIVファーマ認証を取得。医薬品輸送に関わる人員、訓練体制、品質管理、ハンドリングマニュアルを整えている。
また、DHLは、グローバルネットワーク全体に9000人を超えるライフサイエンス・ヘルスケア貨物のスペシャリストが在籍し、グローバルおよび国内のコールドチェーンネットワークと医薬品ロジスティクスの専門知識を活用することにより、ワクチンを安全に輸送し、全国の主要な接種施設へ届ける。
同社は過去数ヵ月間、厳格な輸送要件を満たすため、日本のスペシャリストチームがANA、Pfizerと連携し、世界中のネットワークを活用して入念なインフラ計画・戦略、ストレステストに多くの時間を費やし、安全なワクチン輸送方法を確立したとしている。
写真は初回輸送分が日本国内に到着した時の様子。
