航空貨物運送協会（JAFA）の統計による2020年5月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで4万7487トンとなり、前年同月比38.1%の減少となった。

　輸出は18年12月から18ヵ月連続で前年同月比マイナスを記録した。

　地域別ではTC-1（米州）向けが59.8%減少、TC-2（欧州・中東・アフリカ）向けが54.7%減少、TC-3（アジア・太平洋）向けが24.3%減少した。

　新型コロナウイルス感染拡大が続いており、欧米向けの輸送需要が大幅に減退し、TC-1とTC-2向けが半分以上も減少している。

　一方、5月の日本への輸入通関件数は14万8453件（前年同月比23.7%減）で、8ヵ月連続のマイナスとなり、なおかつ2割以上の大幅な減少を記録した。