破綻したVirgin Australia（VOZ）は6月26日、米ファンドのBain CapitalがVOZを買収することで、管財人と合意したと発表した。買収額は非公表。

　VOZを巡っては、売却先候補としてBain CapitalとCyrus Capital Partnersの2社が選定されていたが、Cyrusが同日、買収提案の取り下げを表明した。

　VOZのPaul Scurrah最高経営責任者（CEO）兼マネージング・ディレクターは、「本日は当社にとって素晴らしい日であり、Bain Capitalとの提携を進める上で大きな節目である。Bain Capitalは航空会社への投資に力を入れており、将来に向けて彼らと一緒に仕事ができることに興奮している」と、期待感を示した。