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DHL:国産SAFの利用拡大に向けた調達契約
DHL Expressはこのほど、コスモ石油マーケティングとSAF(持続可能な航空燃料)の調達契約を締結したと発表した。
同契約は、日本国内で生産される年間720万リットルのSAFを調達するもの。DHL Expressは、2025年4月から定期貨物便の運航でSAF利用を開始する。
同社は現在、欧米の9空港をSAFの供給拠点としているが、今回の日本での調達によってアジア拠点で初のSAF利用による定期航空貨物サービスを提供するとしている。なお、日本でのSAFは中部空港で供給される。
DHLジャパンのTony Khan社長は、「SAFは航空輸送における温室効果ガス(GHG)排出削減の最も有効な手段である」とした上で、「今後も日本の顧客に対する責任としてGHG排出を削減した輸送ソリューションの普及に尽力し、社会全体の環境負荷軽減に貢献していきたい」とコメントしている。
Last Updated : 2025/02/07
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