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JAL:3Q単独で再上場後の最高益EBIT585億円

 日本航空(JAL)グループはこのほど、2025年3月期第3四半期連結業績(24年4月1日〜12月31日)を発表した。

 売上高は1兆3859億円(前年同期比10.9%増)、EBIT(利払前税引前利益)は1442億円(11.9%増)、純利益は910億円(6%増)の増収増益となった。また、第3四半期単独としてEBITが再上場後の最高益となる585億円(55.2%増)を達成した。

 国際旅客では、旺盛なインバウンド需要と緩やかな回復傾向にある日本発のビジネス需要を取り込み、国際線旅客収入が前年同期比9.9%増の5186億円となった。

 国際線貨物については、中国/アジア発・米州向け貨物や医薬品などの高付加価値貨物の獲得を強化していき、輸送重量増加と単価向上を図ったことで、貨物収入が前年を大きく上回る944億円(23.3%増)となった。有償貨物トンキロは21億500万トンキロ(10.7%増)となっている。

 直近では1月14日から3機目となるB767-300BCF型貨物専用機の運航を開始したことや、Qatar Airwaysとの提携拡大に向けた覚書の締結、輸出植物検疫の登録検査機関として物流企業初となる認定取得などに取り組んでいる。

 通期の業績予想については、連結売上収益1兆9300億円、EBIT1700億円、純利益1000億円から変更はないとしている。

Last Updated : 2025/02/07
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