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IATA:第2四半期中に航空会社が現金610億ドル失う予測
国際航空運送協会(IATA)は3月31日、世界の航空会社が確保している610億ドルの現金準備が、第2四半期中にショートし、四半期の最終損失が390億ドルになる可能性があると発表した。
IATAの予測は現在の状況があと3ヵ月続くシナリオに基づいたもので、通期では、2019年と比較して旅客需要は38%減少し、航空会社の旅客収益は2520億ドル減少する。旅客需要については、第2四半期では71%も減少する見込みとしている。
また第2四半期については、客席供給量が65%減少し、これに伴い変動費は70%減少する見込み。加えて、各国の入国制限に起因して生じた航空券払い戻し総額が、第2四半期には350億ドルに達すると見ている。
IATAのAlexandre de Juniac事務総長兼CEOは、「航空会社は、この危機の影響を先取りして、十分な速さでコスト削減することはできない。旅行と観光需要は、異常かつ前例のない状況で基本的に消滅している。航空会社は、極端な市場変動により、ビジネスを維持するための運転資金を必要としている」と、各国政府による航空会社への支援を訴えた。
現在、コロンビア/米国/シンガポール/オーストラリア/中国/ニュージーランド/ノルウェーが、特定の財政的または規制的援助パッケージを提供している。また、カナダ/コロンビア/オランダが規制を緩和し、航空会社が航空券の払い戻しの代わりに旅行券を提供することを認めている。
Last Updated : 2020/04/02
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