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IATA:20年4月の国際航空貨物はCTKで27.7%減

 IATA(国際航空運送協会)が6月1日に発表した、2020年4月の国際航空貨物の輸送実績は、CTK(有償トンキロ)が前年同月比27.7%減となり、世界金融危機が起きた2009年1月(23.9%減)の減少率を上回り、過去最大の落ち込みとなった。

 4月の国際航空貨物におけるベリーキャパシティは、前年比75%減となったものの、貨物機の使用拡大によりキャパシティが15%増加したことで、一部相殺されたとしている。

 また、貨物ロードファクター(CLF)は11.5%増と過去最大の伸び率となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅客便の運休・減便によりベリースペースが減少し、輸送需要を十分に満たせなかった結果、CLFが上昇した。

 IATAのAlexandre de Juniac事務総長兼CEOは、「CTKは27.7%の減少だが、旅客事業の急激な削減により、ACTK(有効トンキロ)は前年同月比で42%減少した。その結果、運送時間が長くなるほかコストも高騰し、グローバルサプライチェーンにダメージを与えている」とコメントした。

 また「航空会社は、チャーター便やキャビンスペースの一時的な使用など、可能な限り多くのキャパシティを提供している。各国政府は、重要な供給ラインがオープンで効率的であり続けることを保証し続ける必要がある。特にアフリカやラテンアメリカでは、オペレーション許可取得の遅れ、国境封鎖、地上インフラなどが航空機を柔軟に配備することを妨げている」との見解を示した。

 20年4月のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは次のとおり(▲はマイナス)。

          CTK     ACTK   CLF前年比  CLF
アフリカ_____▲21.7% __▲38.7% ___10.5% ___48.6%
アジア太平洋___▲31.0% __▲48.3% ___17.3% ___69.1%
欧州_______▲33.7% __▲48.8% ___14.8% ___64.8%
ラテンアメリカ__▲43.7% __▲64.5% ___20.5% ___55.4%
中東_______▲36.3% __▲43.4% ___ 5.9% ___ 52.5%
北米_______▲11.5% __▲26.4% ___ 8.2% ___ 48.7%
市場総計_____▲27.7% __▲42.0% ___11.5% ___58.0%

Last Updated : 2020/06/03
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