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Cathay:香港政府などから390億HKドルを資金調達
Cathay Pacificグループは6月9日、新型コロナウイルスによる経営悪化に伴い、総額390億HKドル(約5400億円)の資金調達を行うと発表した。この資本増強は次の3つの方策により実施される。
1)Cathay Pacificは香港特別行政区(HKSAR)政府に対して、195億HKドル(約2700億円)の優先株を、新株予約権として発行する(必要な株主の承認が条件)。
2)同社は既存の株主に対して、117億HKドル(約1600億円)の株式を発行する(同条件)。
3)HKSAR政府は同社に78億HKドル(約1100億円)のつなぎ融資枠を設定する。
Cathay Pacificは2019年の半ば以降、香港の民主化運動の激化で業績が悪化していたところに、新型コロナの影響が重なり、厳しい経営状況にある。
同社では旅客輸送キャパの97%相当を減便したうえ、役員の給与カット/新規の機材発注の延期/古い機材の早期退役/従業員の80%による特別休暇取得などの対策にもかかわらず、旅客収入が前年の約1%に落ち込んだことで、2月以降、毎月約25〜30億HKドル(約350〜420億円)の現金が流出している。
今後、追加的なコスト削減策を講じるとともに、市場動向に応じたグループ全体の適正な事業規模を検討するとしている。
Last Updated : 2020/06/10
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