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ANA:24年3月期は過去最高益、国際貨物収入は49.5%減

 ANAホールディングス(ANA HD)は4月26日、2024年3月期(23年4月1日〜24年3月31日)連結決算を発表した。

 売上高は2兆559億円(前期比20.4%増)、営業利益が2079億円(同73.2%増)、経常利益は2076億円(同85.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1570億円(同75.6%増)となった。営業利益は過去最高を大幅に更新し、営業利益率は初めて10%を超えた。

 国際線貨物は、輸送重量が15.6%減の67.9万トン、有償貨物トンキロは16.5%減の34億6400万トンキロとなり、貨物収入は49.5%減の1555億円となった。

 ANA HDは、「北米〜アジア・中国間の需要取り込みに努めたが、半導体・電子機器、自動車関連をはじめとした主要産業のマーケット需要が減退したことなどから、輸送重量・収入ともに前期を下回ったものの、国際貨物の売上高は、2019年度比で約1.5倍の水準を維持している」と説明した。

 機材計画では、B787-10×5機/B787-9×1機/A320neo×2機の計8機を導入予定とした。一方、退役予定機材についてはB767-300F×3機/A320-200×3機の計6機を対象としている。

 なお、2025年3月期の連結業績見通しは、売上高2兆1900億円(前期比1340億円増)、営業利益1700億円(同379億円減)、経常利益は1600億円(同476億円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1100億円(同470億円減)を見込んでいる。

Last Updated : 2024/05/02
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