日本船主協会は6月17日、東京千代田区の海運ビルで第68回通常総会を開催し、新会長に工藤泰三・日本郵船会長(写真)を正式に選出するとともに、総会決議を採択した。
総会後の記者会見で工藤新会長は、「日本においても、海運はいまだ成長余力がある産業だ。ただし、成長の足かせとなる問題もある。3つ課題をあげると、
�/雄爐量簑蝓�コンテナ船をはじめ船が大型化しているほか、LNG船、シャトルタンカーなど操船難度が高い船も増えており、船員などの人材育成が喫緊の課題だ。若者に船員という職業の魅力を知ってもらい、日本人船員を増やすことが必要だ。
��外航海運のイコール・フッティングも重要課題。トン数標準税制をはじめ日本の税制は、諸外国の制度に比較して見劣りしている。邦船社が外国船社と対等に競争できる制度への改正が求められている。
�0汰缶簑蠅任蓮∪こγ罎�協力してソマリア・アデン湾の海賊の封じ込めに成功したが、中東情勢は混迷を深めており護衛活動の重要性はむしろ増している。これらの問題に対処し、わが国海運のさらなる成長のため、皆さんとともに頑張っていきたい」と所信を表明した。なお、常勤の副会長には新任の小田和之氏が選出されている。