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日本郵船; “世界のコンテナ輸送と就航状況”2017年版で、需給改善を予測
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日本郵船; “世界のコンテナ輸送と就航状況”2017年版で、需給改善を予測

 日本郵船調査グループは12月5日、“世界のコンテナ輸送と就航状況”2017年版を発表した。

 同調査によると2017年8月末時点のコンテナ船・就航船腹量は、2040万1000TEUで前2016年8月末比2.5%増となっている。隻数は5119隻で56隻減少したものの、大型船の投入が進んだことから、船腹量は増加する結果となった。

 航路別では、基幹航路である東アジア〜欧州が0.4%増/平均船型1万2969TEU、東アジア〜北米が4%増/同7738TEUと、船腹量が大きく伸びていないのに対して、欧州〜中東・南アジアが17%増/同7341TEU、東アジア〜アフリカが14%増/同4946TEUと船腹量の伸びが顕著で、中国による“一帯一路”政策の影響が見て取れる。

 一方、コンテナ荷動きは、東アジア〜北米が2016年は往航3.5%増/復航6.7%増で、2017年1〜10月累計も往航5.5%増となっていて、往航は4年連続で過去最高を更新する可能性が高いとしている。

 また、東アジア〜欧州は2014年に往航が過去最高を更新した後、2015年に反動減となったが、2016年は3.4%増に回復、2017年1〜9月累計は5.4%増とやはり、過去最高を更新する可能性が大きいとして、基幹航路の現在の好調を指摘している。

 一方、新造船の竣工見通しについては、2017年が220隻/146.8万TEU、2018年は209隻/145.4万TEUと多いが、2016年以降の発注が少なかったことにより、2019年は44隻/29.4万TEUで、同年以降の竣工予定船は大きく落ち込んでいる。

 荷動きが5%前後増加しているのに対し、船腹量の増加が鈍化傾向にあることから、2019年頃に需給ギャップが解消し、市況も回復すると予測している。

Last Update : 2017/12/08