欧州委員会(EC)は12月6日、Cosco Shipping Holdingsと上海国際港務集団(SIPG)グループによる、OOCL親会社OOILの買収を承認したと発表した。ECでは、合併により特に北欧州〜北米航路でCoscoのシェアが高くなるものの、競争上の懸念が生じることはないとしている。
CoscoはSIPGと共同でOOCLの親会社であるOOILの株式を買収する。買収価格は1株当たり78.67香港ドルで、総額は約492億香港ドル(約7200億円)。Coscoが90.1%、SIPGが9.9%を取得する。
Coscoの運航規模は約175万TEUで世界第4位。これにOOCLの67万TEUが加わると、単純合算で242万TEU超となり、3位のCMA(約238万TEU)を抜いて、第3位にランクアップする。
Coscoでは合併後もOOCLのブランド、経営体制、香港の本社機能などは維持する方針で、買収完了から2年間は、OOCLの賃金体系や雇用にいかなる変更も加えないとしている。