Yang Ming Marine Transport(陽明海運=YM)は12月14日、台湾政府が推進する“新南向政策推進計画”に沿って、アジア全体への事業拡大を進めていくと発表した。
YMでは業績悪化により財務基盤の改善が急務となり、政府や金融機関などを対象とした新株発行、資本注入を行うなどの資本強化計画を進めていた。
今回YMでは、公的資金および民間資金の調達額が103億台湾ドル(3億4340万ドル)に達し、2017年第3四半期(7〜9月)業績も改善するなど、再建にめどが立ったことを受けて、新たな事業展開を進めていく方針を明らかにしたもの。
12月12日に行われた、台湾交通部主催のYMや台湾国際港湾公社(TIPC)も参加した会見では、東南アジアでの輸送および物流産業におけるコンセンサスが確認された。
この中でYMは、TIPCとともにインドネシアSurabayaでの港湾・物流事業に共同投資することを発表しており、2018年第1四半期には建設工事に着手する計画。
また、YMではギリシャに地中海地域オペレーションセンターの設立を進めていて、18年4月1日に開設予定としている。
そのほか、コンテナ船隊について、用船期間の中断や退役を進め、燃費効率の良い新造船発注や新規用船により船隊をリプレースをしていく計画も発表している。