商船三井(MOL)とChina Cosco Shippingが共同発注した世界初の砕氷LNG船がこのほど、韓国Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering (DSME)で、ロシアの北極探検家・地質学者の名前をとって“Vladimir Rusanov”(写真)と命名された。
同船はロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船3隻の第1船として、北極海での砕氷航行試験を経て、2018年3月末から同プロジェクトへ投入される予定。
最大氷厚2.1mの氷海において単独での砕氷航行が可能な仕様となっており、ロシア・ヤマル半島Sabetta港のヤマルLNG基地から、通年にわたって世界各地へのLNG輸送に従事する。
夏には北極海からベーリング海峡を経由しての東アジア向け運航が可能で、LNG輸送効率の向上や新たな輸送ルートの確立、航行距離の短縮によるCO2排出削減など、多様な貢献が期待されている。