川崎汽船(KL)はこのほど、同社の関係会社でタイ国内で倉庫業やコンテナヤードデポを運営しているK Line Container Service(Thailand)Ltd.(KCST社)が、サプライチェーンのセキュリティー・マネジメントシステムであるISO28000とC-TPATの認証を取得したと発表した。KLによると、タイの物流関連企業としてISO28000およびC-TPATの認証を取得した事例は少ないという。
KCST社は1989年設立。2015年にLaem Chabang港近郊でコンテナデポ/トラックデポ/倉庫を集約したK Line Bang Phra Logistics Centerを開設し、現在はタイ国内で同センター含む4拠点を運営する総合物流企業。
今回KCST社が取得した2つの認証はともにテロへの対策となる安全基準で、ISO28000は物流全体のテロ対策の一環として、物流監視機能の強化や密輸の撲滅、海賊行為・テロ攻撃の脅威への対処など、安全なグローバル・サプライチェーン体制の整備を目的とした国際規格。
また、C-TPATはテロ防止・治安確保のための税関・産業界提携活動であり、参加企業はC-TPATプログラムに示された安全基準を実施して、優良と認められた場合に迅速な通関処理などのメリットが得られる。