台湾船社Evergreenは2月8日、1万1000TEU型コンテナ船8隻の建造契約を韓国の三星重工業と交わした(写真)。
Evergreenはことし1月に1万1000TEU型20隻の新造計画を発表しており、うち12隻を日本の今治造船で建造することに決めていたが、残る8隻については発注先が未定だったもの。
8隻は2020年第1四半期〜21年第2四半期にかけてデリバリーされる予定で、子会社のGreencompass Marine S.A.と Evergreen Marine(Hong Kong)Ltd.の2社が、それぞれ4隻ずつ保有する。
新造船は全長334m、幅48.4m、オンデッキにコンテナ横19列搭載の仕様で、航海速力23ノット。1.1万TEU型としては全長が短い設計で、新パナマ運河の通航が可能となる。
Evergreenではこれらの新造船を既存船と代替することで、船隊規模の急激な増加を防ぐとともに、燃費などコスト競争力の強化を図るとしている。
また、Evergreenは2月12日、今治造船の子会社で1万1000TEU型12隻の船主となる正栄汽船と、正式にチャーター契約を締結したことを発表した。
2020年の第3四半期から2021年の第4四半期にかけてデリバリーされる予定で、前出の子会社2社が、それぞれ6隻ずつチャーターする。