ニュージーランド(NZ)に入港したRoRo船から害虫指定されている虫が発見され、一部の港で入港規制がかけられている。関係者によると、同国の第一次産業省(MPI)による船の到着時検査が行われており、Auckland港では沖待ちを余儀なくされている本船もある模様。現地報道によれば、NZ当局から3隻の自動車船が退去指示を受けたほか、1隻がNZ到着前に運航ルートを変更したとしている。
発見された虫はカメムシの一種で、害虫指定である虫が発見された場合、ニュージーランドでは入港することができず、他国または沖合で本船をすべて燻蒸しないと入港の許可がおりない。これにより一部船社では燻蒸およびクリーニングを行える場所を検討しているため、今後、船のスケジュールに大きな影響を与えそうだ。
なお、NZでは米国およびイタリアからNZに持ち込まれる車両および機械について、臭化メチルで熱処理または燻蒸する措置をとっているが、海外メディアによるとMPIは、現輸入規制の対象国をすべての国に拡大するとともに、すべての車両、機械、タイヤへの規制導入を検討しているとしている。