TOPページ
VARAMAR;日本・アジア〜黒海間ブレークバルク航路開設へ
 (3/23) MSCがスペインSevilleから大西洋へ鉄道輸送サービスを4月開設
 (3/23) 東海運が創立100周年パーティー開催

VARAMAR;日本・アジア〜黒海間ブレークバルク航路開設へ

 ウクライナ船社VARAMAR Ltd.(本社:Odessa、日本代理店:キーストンロジスティック)が、日本・アジア〜黒海間で7000〜1万2000D/Wトン級在来船によるライナーサービスを開設する。来日中のAndrey Bondarenkoチャータリング・マネジャー(極東輸出担当)が、会見で明らかにした。

 同社はセミライナー/トランパーの運航船社として2009年に設立された。現在では重量物やオーバーゲージ・カーゴ対応の船隊により、プラント・プロジェクト輸送を実施している。そのほか、ウクライナから穀物関連のドライバルク輸送も手広く行っている。

 ブレークバルク輸送では、黒海・地中海地域から中東・インド/東南ア・極東/米ガルフ・南米東岸/西アフリカ・東アフリカへのセミライナー・サービスのほか、北欧州から中東・インド・極東向け、さらにインド・中東および極東から地中海・黒海・カスピ海向けなどのサービスを実施中。

 今回、日本寄港のライナーサービス化を図るのは、日系企業が受注したウズベキスタンの発電所プロジェクトに関連して、VARAMARが極東→Constantza(ルーマニア)間の機材輸送を担当することになったためで、この契約に基づいてすでに神戸への寄港実績もある。

 日本のほか韓国や中国積みのプロジェクト貨物をConstantzaへ輸送する事業がスタートしている。この案件での輸送をベースに、神戸を中心に4月から月間1便の日本寄港の実施を目指す。神戸のほか、横浜、苫小牧などへの寄港も検討している。

 また、同社では韓国企業との契約で、Constantzaから上海、馬山へのプロジェクト輸送を月間2便ベースで実施しており、いわば極東〜Constantza間に往復で、ベースカーゴを持っていることになる。

 同社ではこうした往復航での安定配船により、日本へのライナーサービスを定着させたい意向。

 Bondarenko氏は、「5000〜1万2000D/Wトン級の比較的小型な船を運航することで、小回りがきく柔軟なサービスが提供できる。大型船に比べて低コストであるうえ、ハンドリング・タイムが短いため、荷主は迅速なサービスを享受できるメリットがある。日本・韓国・中国から、地中海・黒海向けだけでなく、インドや中東向けのプロジェクト輸送についても競争力あるサービスを提供していく」と述べた。

 写真はBondarenko氏(左)とキーストンで営業を統括している佐藤雄志氏(右)。

Last Update : 2018/03/23