天敬海運(CK Line)の日本総代理店シーケー・マリタイムでは既報の通り、新たな代表取締役にこのほど姜 憲圭氏(写真)が就任、3月22日に同氏が記者会見を行い、大要以下の通り語った。
▪日韓航路の近況と今後の展望について:
安定を保っており、荷動きはわずかながら増加している。日本の主要港発着の航路は、韓国以外のキャリアが多くを占める。CKは引き続き、地方港を起点としたサービスを強化していく。地方港〜東南アジア間の貨物獲得にも注力していきたい。
▪アジア航路ネットワークの拡大計画について:
CK Lineのアジア・サービス網は現在、日本/中国/香港/タイ/ベトナム/インドネシアをカバーしている。また、スロット交換ではあるがシンガポールへのサービスも提供中だ。
(前出の通り)日本地方港サービスの拡大に続いて、近くマレーシア市場への参入を検討している。マレーシア参入はリスクを考慮して、シンガポール・サービスと同様、スロット・チャーターなどから開始していく予定。
CKは東南アジア市場に参入する韓国船社の中で後発となるが、将来的にはミャンマー/バングラデシュ/インドなどへのサービス展開も視野に入れている。
▪KSPはじめ韓国船社の航路運営共同化について:
韓国海運が抱える最大の課題は東南アジア市場の需給適正化だ。韓国〜東南アジア間航路の合理化に主眼を置くKSP(韓国海運連合)にはCKも加盟しており、このKSPによる航路合理化が最良かつ唯一の方策だと考えて協力している。
KSPが次の合理化の対象としているのは韓国〜Haiphong(ベトナム)間航路だ。ベトナムでは経済成長に伴い荷動きが増加している一方、船社の供給過剰による運賃低下も深刻。合理化で需給バランスが改善することを期待する。