日本郵船(NYK)は4月17日、国内市場で公募形式によるグリーンボンド(第40回無担保社債)を5月に発行する予定であると発表した。
グリーンボンドは、調達資金の使途を環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定して発行する債券で、外航海運でグリーンボンドを発行するのは、これが世界初の事例となる。
同社は中計“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”で、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点から企業価値と社会価値の持続的な発展と成長を牽引する、という目標を掲げている。
発行額は100億円で、発行年限は5年。環境対応船の技術ロードマップで予定する、(1)液化天然ガス(LNG)燃料船、(2)LNG燃料供給船、(3)バラスト水処理装置、(4)SOx(硫黄酸化物)スクラバーなどへの資金に充てられる。
NYKではグリーンボンドの発行により、資金調達先の拡大を図るとともに、同社の環境投資への積極的な取り組みを幅広いステークホルダーに認知してもらうことを企図している。