Ocean Network Express(ONE)は4月27日、2018〜20年度の3ヵ年の事業計画を発表した。
ONEでは比較的良好な世界経済を背景とした堅調な荷動きをもとに、需給関係は中期的には安定すると想定して、計画の策定において運賃はおおむね2017年度の水準から一定とし、積高は成長率に応じた自然増(年率3〜4%増)を見込んでいる。
シナジー効果については、当初の見込みの年間10億2800万米ドル(1100億円)を上回る10億5000万米ドル(1124億円)を見込む。効果の現出は初年度に60%程度、2年目に80%程度、3年目に100%となるスケジュールを想定している。
また、売上高のポートフォリオについては、 2018年度の131億米ドルのうち、アジア〜北米航路:62億3400万米ドル(47%)、アジア〜欧州航路:31億8600万米ドル(24%)、アジア域内航路:16億4100万米ドル(13%)、アジア〜南米西岸航路:6億5900万米ドル(5%)、その他航路:14億3900万米ドル(11%)で、北米、欧州、アジア域内航路で売上全体の84%を見込んでいる。
