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山九のインドネシア保税倉庫が繊維製品の輸出におけるPLB認可
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山九のインドネシア保税倉庫が繊維製品の輸出におけるPLB認可

 山九はこのほど、インドネシア法人の山九インドネシア国際がインドネシアの税務総局から繊維製品の輸出分野における保税物流センター(PLB)の認可を取得したと発表した。

 インドネシアで同分野の認可取得は日系企業で初めてとなる。PLBの認可を取得したのはJakarta東部のグリーンランド工業団地内に位置する「チカランロジスティクスセンター」(写真)で、1万m2のPLB専用エリアを設置している。主に日系の大手製造小売業の日本向け輸出貨物を取り扱っている。

 インドネシアのPLBは、同国政府が経済政策の一環として国内製造業の発展、国際物流ハブの確立を目的に導入した制度で、従来の保税倉庫と異なり非居住者の在庫が可能。また、蔵置期間が3年で通関手続きの簡便化といった特徴がある。今回の認可取得によって山九は、顧客の港湾・倉庫作業に係るコスト削減や、日本からの入出荷コントロールによる在庫管理が可能になるとしている。

■チカランロジスティクスセンター
 所在地:西ジャワ州ブカシ県デルタマスシティー内グリーンランド工業団地
 敷地面積:6万3751m2/倉庫面積:3万9936m2

Last Update : 2018/05/18