日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2018年3月コンテナ荷動き」は、往航が前年比14.5%減の113.2万TEUで2ヵ月ぶりのマイナスとなった。1〜3月の累計は1.0%増の378.1万TEUで過去最高を更新している。
アジア側の積み地では韓国/タイ/マレーシア/インドネシアなどがプラスとなったものの、中国/日本/台湾などが減少したため、全体では大幅なマイナスとなった。日本積みは3.4%減の3万9711TEUで9ヵ月連続のマイナス。
また、復航は5.8%減の66.1万TEUで3ヵ月連続のマイナス、1〜3月の累計では8.2%減の183.3万TEUとなっている。
■2018年3月
往航:113万2023TEU(前年比 14.5%減)
復航:66万0793 TEU(前年比 5.8%減)
■ 1〜3月累計
往航:378万0620 TEU(前年比 1.0%増)
復航:183万3364 TEU(前年比 8.2%減)