セイノーロジックスは6月第3週から、日本発・カナダToronto向け直行混載サービスを開始する。
同社はカナダ西岸Vancouver向けダイレクト混載を提供中だが、東岸Toronto向け開始により、カナダ向け直行混載を拡充する。
東京/横浜/清水/名古屋/大阪/京都/神戸の7ヵ所で貨物を引き受け、東京に集約/ボックス仕立てを行った後に、Torontoまで所要19日間という高速のインタクト輸送を提供する。積み出しは東京発(木)のHapag-Lloyd便を利用する。サービス開始は東京6/14(木)出港のGlen Canyon Bridge 090E次航。
同社は「従来Toronto向けはVancouver揚げ後にリコンソリしていたが、直行化により、Vancouverでの積み替えへの待ち時間、ダメージの危険を抑えることができる。また、Toronto地区に進出している日系企業が求める、リードタイムの短縮と安定した輸送スケジュールを提供する」としている。
なお、現地代理店にはOdyssey社を起用。「すでにTorontoおよびMontrealから日本への輸入混載は開始から7年経過し、荷主からも好評を得ている」と実績をアピールする。
セイノーでは「今後3ヵ月以内での神戸発サービス開始を目指して営業中」としている。