現代商船(HMM)は6月4日、大型コンテナ船20隻の発注先を決定したと発表した。
HMMは2万3000TEU型12隻、1万4000TEU型8隻を発注するが、2万3000TEU型は7隻を大宇造船海洋、5隻を三星重工業が建造する。一方1万4000TEU型は8隻全て現代重工業に発注する。なお2万3000TEU型は現時点の発注残で世界最大のコンテナ船となる。
HMMは造船各社と基本合意書を締結した後、新造船スペックを決定するとしている。また、規制対応のため、新造船にはスクラバーおよびLNG燃料推進エンジンを搭載する計画。
大宇と三星は2020年第2四半期から、現代重工は2021年第2四半期から順次引き渡す予定。