東京都港湾局と環境省は6月11日、千葉県柏市の事業者敷地内で荷下ろしされたコンテナ内の扉から、アカカミアリの死骸(写真)約100個体が発見されたと発表した。
台湾・高雄を出港して東京港で陸揚げされ、陸路で柏市の物流倉庫に運ばれた貨物の容器外部に付着していたもの。確認されたアリはすべて死骸だったが、現場では千葉県が粘着トラップと殺虫餌を設置して、拡散防止の措置を行っている。
また東京港では、このコンテナが一時的に留め置かれた地点周辺の緊急調査を行ったが、新たなアリは確認されていないとしている。