フィリピンのターミナル・オペレータ・ICTSIは6月7日、Manila港コンテナターミナル(MICT)にガントリークレーン3基を導入すると発表した。 今回導入するのは、ネオパナマックス型2基、ポストパナマックス型1基で、中国の上海振華重工(ZPMC)製となる。
アジア域内航路最大の1万4000TEU型コンテナ船が受け入れ可能で、バース5、6に設置される。これによりMICTのガントリークレーンは計16基となる。
新クレーン導入は、ICTSIがMICTの機能強化に向けた8000万ドル規模の設備投資計画の一環。ICTSIでは、1万3000TEU型船の荷役に対応する20列対応のガントリー・クレーン5基を導入する計画で、残り2基は来年に追加設置する予定としている。写真はMICTバース6。