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JIFFA総会;“フォワーダーの扱い増”
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JIFFA総会;“フォワーダーの扱い増”

 国際フレイトフォワーダーズ協会[JIFFA、伊藤豊会長(日本通運副社長)]は6月14日、都内のホテルで第7回通常総会を開催、平成30年度の事業計画の承認などを行った。

 総会後の会見で伊藤会長(写真)は、「会員数は現在、正会員494社、賛助会員15社・10団体の計519社・団体に増えた。また、2017年度の国際複合輸送の扱い実績は、輸出入の合計で前年度比3.2%増の1億1573万トンに増加している。これは荷主のビジネスのグローバル化が、なおも進展していることを反映した結果だろう」と述べた。
 一方、「定航界は船社のM&Aや統合、撤退などでプレーヤー(キャリア)の数が減った。その分、物流面で荷主をサポートするフレイトフォワーダーズの存在意義は増している。また、荷動きは堅調とはいえ、米中の貿易摩擦など世界経済は先行きが不透明な状況にある」と指摘。
 さらに、「日本は少子高齢化で、物流分野でも労働者不足が顕著になっており、官とも協力して、状況改善に向けて努力していく」と語った。

 その後の懇親会では、ジャズバンドの演奏があるなど、フォワーダー業界の元気さが感じられた。

Last Update : 2018/06/22