Maerskグループのコンテナ製造会社であるMaersk Container Industry (MCI)はこのほど、チリSan Antonioのリーファーコンテナ製造工場を閉鎖すると発表した。同工場の閉鎖後は、製造拠点を既存の青島工場に集約する。
MCIは、1998年に青島工場を開設してドライ/リーファーのコンテナを生産し、その後南米の旺盛なリーファー貨物輸出ニーズに応える目的で2015年にSan Antonio工場を新設していた。
しかし、近年のリーファーコンテナ市場の供給過剰を背景に、原材料・部材調達の最適なサプライチェーン構築が難航したことなどもあり、今回San Antonio工場の閉鎖を決定。青島工場に製造業務を集約して合理化を図るに至ったとしている。