スロベニアKoper港の運営会社であるLuka Koperはこのほど、中国の寧波舟山港を含めた同省の5大港湾を管理運営する浙江省海港集団と、中国〜中・東欧諸国との間の貿易を強化し、Koper港が新シルクロードを構成する港として参加する覚書(MoU)を締結したと発表した。
Koper港はアドリア海最奥部にあり、1日約70便の鉄道輸送により、中・東欧内陸への接続が可能となる。両地域間における昨17年の貿易量は200万トンを超えており、現代のシルクロードとスロベニアを通過する輸送回廊の接続により、両地域間のさらなる貿易拡大を図る。今後、定期船の航路増も模索していく計画としている。