関光汽船/キユーソー流通システム(キユーピーの物流を担当)/ライオン流通サービス/日本パレットレンタルの4社による、船舶への共同モーダルシフト事業が、8月1日付けで国交省から“総合効率化計画”の認定を受けた。
関東〜九州間のキユーピーの調味料/加工食品物流、四国〜関東間のライオンのハンドソープ/ボディソープ物流、九州〜関西間の日本パレットレンタルのパレット物流などについて、3社は8月22日から共同幹線輸送を本格稼働させた。
従来、各社が個別にトラックなどで陸送していたところを、出荷量の平準化/出荷日の調整/トレーラを固定的に運用するなどの対策により、フェリー輸送への共同モーダルシフトを実現したもの。関光汽船が輸送の全行程を手配し、海上輸送についてはグループ会社のオーシャン東九フェリーを利用する。フェリーによる海上輸送区間は、ドライバーは乗船しない無人航送。
その結果、総移動距離2811km(関東〜九州往復)のうち、2797kmで貨物を積載するため、99.5%の高い実車率を達成している。
さらに3社が個別にトラック輸送するのと比べ、CO2排出量が62.0%削減され、トラックドライバーの運転時間を75.9%短縮するなど、労働環境の改善効果も顕著になっている。下図は共同モーダルシフトによる物流フロー。
