日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2019年4月コンテナ荷動き」は、往航が前年比13.0%増の143.0万TEUと4月単月で過去最高を記録した。
アジアの主要な積み地は、香港とカンボジアを除いて軒並みプラスとなり、とくに中国(14.5%増)、ベトナム(12.8%増)、日本(12.8%増)などが2桁増と好調な荷動きをけん引した。
一方、復航は24.2%増の72.5万TEUと2ヵ月連続で70万TEUを上回り、単月で過去最高の荷動きを記録した。中国(30.8%増)やタイ(37.3%増)、台湾(24.9%増)などの荷動きが大幅に伸びた。
