UPSは6月20日、オランダEindhovenに荷物の仕分け/梱包/配達の自動化施設を正式にオープンしたと発表した。
同社の欧州への20億ドル(約2150億円)投資計画の一環として、1億3000万ユーロ(約159億円)を投じて建設されたもの。新施設は延床面積2万7000m2(サッカー場で5面分)の広さで、1時間当たり2万9000個の荷物を仕分ける能力があり、最大4万個まで取り扱い機能を拡張できる仕様となっている。
Eindhovenはハイテクやヘルスケア分野を主要産業としている。また、同物流センターはオランダだけでなく、ベルギー/フランス/ドイツ/英国などの輸出入貨物のハブ施設として重要な役割を担う。
UPSでは“Women Exporters Program”として、世界中で300万人の女性の輸出業者を育成するプロジェクトを展開しており、この施設はそうした女性実業家を支援する活動にも利用されるとしている。