日立オートモティブシステムズはこのほど、荷役用資材(パレット)の開発/販売/賃貸業などを展開する子会社のパレネット(横浜市)の発行済み株式70%を、日立物流に譲渡する株式譲渡契約を締結したと発表した。8月をめどに日立物流に譲渡する。
売却額は非公表だが、譲渡後のパレネット株式は日立物流グループが85%、三菱商事が15%を出資する形になる。
パレネットは、物流現場で使用されている荷役用プラスチック製パレットのレンタル業を中核として事業展開を行っており、パレットをリレー形式で循環させるレンタルシステムを提供している。
日立物流はパレネットを買収することで、物流機材のシェアリングサービスなどを提供していく。