国土交通省は7月3日、重要物流道路における国際海上コンテナ車(40フィート背高=40'HQ)の通行許可不要区間について発表した。
予定区間は全国の重要物流道路約3万5000kmのうち、約3万kmを占める。不要区間制度の運用開始日は、各道路管理者における指定の後、2019年7月31日を予定している。
昨18年3月に“重要物流道路制度”が創設され、当該道路の構造基準が規定されたことにより、国際海上コンテナを運搬するセミトレーラ連結車が、特別な許可を必要とせずに、道路を通行することができる環境が整備されつつある。
本19年3月には車両制限令を改正し、道路管理者が道路構造等の観点から支障がないと認めた区間に限定して、通行車両の制限値を引き上げることで、要件を満たす国際海上コンテナ車(40'HQ)について、通行許可を不要とする措置が創設された。詳細はwww.mlit.go.jp/road/sisaku/butsuryu/Top03-02-03.htm参照。