鈴与/住友商事/海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)は7月9日、ベトナムにおける港湾ターミナル運営事業への参画を目的に、現地に設立した合弁企業を通じて、港湾事業およびロジスティクス事業の大手民間企業であるGEMADEPT Corporation(以下、GMD)に10%出資参画したと発表した。
GMDは国内で6ヵ所の港湾ターミナルを運営しており、コンテナターミナル運営会社では同国第2位の事業規模。物流分野では倉庫/トラック輸送/船舶輸送/航空貨物ターミナルなどの事業を手掛けている。
鈴与は1996年、ベトナムで住友商事とともに物流会社Dragon Logisticsを設立し、進出する日系企業に物流サービスを提供してきた。
今回のGMDの事業への参画により、倉庫、トラックなどの共同調達による購買力強化や、GMDが保有する内航船を用いた南北間輸送の取り扱い拡大等の国内サービスの充実を図る。