日立物流は7月14日、山口県下松市の市制施行80周年記念事業“道路を走る高速鉄道車両見学プロジェクト”に協力し、通常は交通量が少ない夜間に行っている英国向け高速鉄道車両の陸上輸送を、日中に実施した(写真)。
鉄道産業のまち「くだまつ」をPRする目的の見学行事で、2017年に続き2度目の開催となった。
当日は、日立製作所・笠戸事業所(下松市)で製作された英国都市間高速鉄道計画(Intercity Express Programme)用の2両について、同事業所から徳山下松港下松第二埠頭まで、片道約2kmを陸送した。沿道には約3万5000人の見物客が詰めかけ、間近で最新車両を見たり、車両を背景に記念写真や動画の撮影をさかんに行っていた。
この輸送では徳山下松港から英国までの海上輸送を、川崎汽船の専用RoRo船が実施している。
