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KWEが売上予想600億円の下方修正、中国は完成車輸送の不振で減損も
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KWEが売上予想600億円の下方修正、中国は完成車輸送の不振で減損も

 近鉄エクスプレス(KWE)は7月24日、2020年3月期の通期連結業績予想の修正(表参照)を発表した。

 営業収入(売上高)は、前回予想(ことし5月)の6200億円から5600億円と、600億円の下方修正。背景には、直近の米中貿易摩擦の影響や中国経済の減速、前期まで活況だった電子部品などの輸送需要の一巡などで国内外とも厳しい事業環境が続いていることなどを挙げている。

 中国では、傘下APL Logistics(APLL)の持分法適用会社Changan Minsheng APLL Logisticsの株式に対して減損約30億円分を計上する見込みとした。

 Changan Minsheng APLL Logisticsは、中国国内での完成車輸送を主な事業としており、昨18年後半から続く同国市場での自動車生産・販売の減少による影響で想定していた収益を見込めなくなったため、2020年3月期第1四半期(2019年4〜6月)において損失を計上する計画としている。

Last Updated : 2019/07/26