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Chittagong港の混雑が深刻化
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Chittagong港の混雑が深刻化

 Cosco Shipping Linesによると、バングラデシュChittagong港での混雑が深刻化している。

 Chittagong港湾庁(CPA)は、Chittagong Container Terminal(CCT)のガントリー・クレーンを再建する計画で、完成までに約6ヵ月かかると発表。このためCCTに入港できるのはギア付き船のみとなり、同港のほかの2つのターミナルの待ち時間が長くなることが見込まれている。

 また、Chittagongでは5月に行われたラマダン期間と6月上旬のラマダン明けの休日の影響により混雑が悪化。加えて、6月に2回の本船衝突事故が発生し、渋滞がより悪化し待ち時間が長くなり、7月には、豪雨の影響による洪水災害で港の効率は低下するなど、混雑に拍車がかかった。

 Coscoでは、Chittagong港の待機時間は、新埠頭コンテナターミナル(NCT)が6〜9日、CCTが7〜9日、Port KelangおよびSingaporeでの積み替えが滞留30日としており、延着を見込んだ出荷スケジュール構築を行って欲しいと呼びかけている。

Last Updated : 2019/08/02