日本通運は特定非営利活動法人ヴォース・ニッポンと共同で、8月7日に実施された「東京湾環境一斉調査」に参加した。同調査は2008年から実施している東京湾に関係する多様な組織が協働するモニタリング調査で、日通とヴォースは実施項目である水質調査、生物調査、環境啓発活動等のうち、水質調査に参加したもの。
水質調査は東京湾とそれに関係する陸域の水質調査の把握および、汚濁メカニズムの解明などを目的として取り組まれている。日通は2017年から、同社が運航するRoRo船ひまわり8(写真)にヴォースが所有する海洋計測機器を搭載し、定期的な海洋データの収集に協力してきた。
今回の調査では、同船の東京湾での水温/塩分/phデータを、位置、時間とともに1分ごとに計測する。調査結果はデータベース化されて東京湾環境情報センターのHPで公開予定。
