APLが横浜港で自営する本牧D-4ターミナルを7月下旬、NPO法人“海外に子ども用車椅子を送る会”(森田祐和会長)の会員17人が訪問し、ターミナルと入港中の本船荷役を見学した(写真)。
同会は多摩地区を拠点に中古の車いすを整備し、発展途上国へ寄贈している団体で、海上コンテナへのバンニング作業までを会員がボランティアで行っているが、それ以降の船積み作業の実際を見る機会が無かったため、今回の見学会となった。
当日は接岸中のMekong (1万TEU)の本船荷役と関連作業のほか、CYゲートでの搬入から重量検査、本船積みまでのターミナル作業を見学した。
同会は2018年度にフィリピン、エチオピア、ネパールなど6ヵ国に子供用車いす613台を寄贈、2004年の活動開始からこれまでに累計で23ヵ国に7790台を寄贈した実績を持つ。
