日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2019年6月コンテナ荷動き」は、往航が4ヵ月連続プラスとなる前年比3.8%増の144.6万TEUで6月単月として過去最高となった。
アジア側は中華地域(中国、香港)が5.3%増、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が1.1%減で17ヵ月ぶりにマイナスに転じた。東南アジアは0.9%増ながらもプラスを維持した。
一方、復航は0.3%減の64.9万TEUで6ヵ月ぶりのマイナスとなった。なお、19年上期は往航が5.2%増、復航が5.8%増と、ともにプラスとなっている。
