Mediterranean Shipping Co.(MSC)は8月19日、アジア〜欧州航路に投入した2万3000TEU型新造船MSC Gulsunが初航海を完了したと発表した。
同船はサムスン重工業の巨済造船所で建造されたもので、MSCの2万3000TEU型新造シリーズ11隻のうちの1隻目。全長400m、全幅60mで、2000基以上のリーファープラグを搭載し、コンテナ積み個数は2万3756TEUと、世界最大のコンテナ船となる。
2020年1月からのSOx規制強化に準拠するために、ハイブリッドタイプのスクラバー(排ガス浄化システム)を装備するほか、低硫黄燃料や液化天然ガス(LNG)燃料への転換も可能なシステムを採用する。
