Evergreenは9月13日、2万3000TEU型コンテナ船11隻の建造計画を台湾証券取引所に開示した。
子会社の青標海運(Greencompass)を通じて5〜6隻を発注するほか、Evergreen Marine(Hong Kong)が4〜5隻を新造用船する。最大で17〜18億ドル規模の投資となるもよう。発注先の造船所やデリバリーの時期などについては、発表されていない。
現在、Evergreenの運航船腹量は約130万TEUで、5位のHapag(168.6万TEU)、6位のONE(157.5万TEU)に次ぐ7位。しかし、同社は今治造船で2万TEU型11隻をシリーズ建造中で、残り2隻が年内にデリバリーされるほか、1万1000TEU型20隻を三星重工と今治造船で新造して、保有および用船することになっており、こちらは2021年末までのデリバリー予定。
さらに、今回発注する2.3万TEU型11隻が加わると、現時点で大型コンテナ船の建造計画がないONEとHapagを抜いて、運航船腹量5位にランクアップすることになる。