Ocean Network Express（ONE）は9月21日、 東南アジア〜豪州コンテナ航路を、10月からSEA Australia Loop 1（AU1）とSEA Australia Loop 2（AU2）の2ループに拡充すると発表した。

　2ループともANL／Hapag-Lloyd／Maerskとの協調運航で、Laem Chabang／Port Kelang／Jakartaへ直接寄港するうえ、配船頻度や市場競争力のアップを実現する。

　AU1は8500TEU級船7隻によるウイークリー運航で、東南アジアを起点に豪州大陸を南側から反時計回りで北側へ回って東南アジアへ戻る。

　寄港ローテーションは、Laem Chabang／Tanjung Pelepas／Singapore／Port Kelang〜Fremantle ／Adelaide／Melbourne／Sydney／Brisbane〜Singapore／Port Kelang／Tanjung Pelepas／Laem Chabangとなる。第1便はLaem Chabang10/23の寄港船。

　一方、AU2は5700TEU級船6隻によるウイークリー運航で、東南アジアを起点に豪州の北側から時計回りで東→南→西豪州と寄港して東南アへ戻る。

　AU2はTanjung Pelepas／Port Kelang／Singapore 〜Brisbane／Sydney／Melbourne／Adelaide／Fremantle 〜Jakarta／Tanjung Pelepasの寄港順で、第1便はTanjung Pelepas10/25の寄港船。